課題に対して仮説を立てることで解決へ挑む

ここからはじめる実践マーケティング入門』p.106では、マーケティングに対しての話になりますが、タイトルの通り、課題に対して仮説を立てることで解決へ挑むという内容をご紹介します。

「空が曇っている」ときに「雨が降りそうだ」という仮説を検証しようと考えると、そこで必要な情報は思いつきやすいですよね。

「曇っているときの降水確率」といった情報があると、より意思決定がしやすいわけです。このように、意思決定を助ける情報を集めるのが調査です。

「曇っているときの降水確率は9割」とわかれば、自信を持って「傘を持っていこう」という意思決定ができるわけです。

ただし、降水確率を調べたらいいだろうというのは、「雨が降りそうだ」という仮説がなくては生まれてこない発想です。ですから、調査に置いては仮説を立てることがとても重要なのです。

マーケティングの話をする前に、分かりやすい前説があったので、この内容と同じようなことが、企業のマーケティングにも使うことができるというものです。

企業であれば、

「特定の市場でだけ売上げが上がらない」

「売上げの伸びが急に鈍化した」

「シェアが伸びない。市場は伸びているのに…」

というような課題があると思いますが、ここから予想されることは何なのかを考えるために、前説の「雨が降るかもしれない」という仮説を立てることで、解決の方向へ進ませます。

 

「特定の市場だけ売上げが上がらない」場合は、その市場の流通システムがほかの市場と違うからかもしれないし、顧客の態度が違うからかもしれない。そういうふうに仮説を立てて知るべき情報を把握していきます。

流通の場合なら小売店に調査したらよさそうですし、顧客の態度の場合だったら顧客調査をします。流通支配力が低下しているのか?顧客のニーズを把握できていないのか?競合がすごい商品を売り出したのか?など、いろいろな仮説が立てられますよね。

どれが本当の原因かなんて、明確に分かったていたのなら、ビジネスで成功しない人はいないと思いませんか。

なので、これが原因なんじゃないか?という仮説を立てていくというのが、解決への道であるということになります。その仮説が当たっているのかどうかは、調査をする(マーケティング)ということに繋がってくるというワケです。

 

つづきは、仮説の次、調査の仕方について、ご紹介します。

 

<参考図書>

ここからはじめる実践マーケティング入門

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