平凡な日常を変えるのは案外簡単

「光の家具」照明』の著者である坂川さんは、“日本人がなんとなくおざなりにしてしまいがちな光や明かりにもっと関心を持って欲しいと思っている。p.18”という気持ちが満載の1冊となっております。

著者は、光、明かりについて関心を持つことによって、“その効果を知れば知るほど、照明でもっともっとリラックスできることに早く気がついてほしいのだ。”と述べ、暮らしが今よりももっと楽に、その結果人生を豊かにすることができるという感覚を、日本人の全員に伝えたいという気持ちを、個人的には受取りました。

著者は、“人間の目は時間が経つと、明るさにも暗さにも慣れる。光の質や量にもいつの間にか慣れる。だから「何にでも、どれにでも、どこにでも」という照明の使い方にも、人間の目は慣れてしまうのである。私はそれがコワイ。”と、率直に述べています。

この慣れということが、特に日本人が考えることなく、照明といえば、コレ!という感じで、自動的に照明を選択してしまい、それが、代々受け継がれてしまっている。もう、慣れというよりも、文化になっているかもしれません。

日本人の特色でもあるかもしれませんが、流されてしまった結果、照明というものに関心を持たずに、いままで生きてくることができ、その分他のことに意識を向ける時間ができたということで考えれば、感謝するべきかもしれません。

これからの日本を変えるという観点から考えても、まずは照明から変えてみることで、確かに部屋の印象をガラリと変えることが可能です。

著者は、シェイドランプ押しをしていますが、それに従う必要は全くないと思います。何を試したらいいのか分からないという場合には、シェイドランプを試してみるというのはアリであると思います。もう部屋に引っ越してから備え付けの照明があるし、考えることもなかったという方は、意識をその考えなかったことに向けることだけでも、著者としては、嬉しいことなのではないかと思います。

家は、リラックスするための空間と、決めつけていますが、日本は部屋が狭いので、リラックスする空間と、集中して何かをする空間、ご飯を食べる空間が同じ場所であることが多いと思います。場所を変えることができないという縛りがあるので、ケースに合わせて、空間を切り替えるスイッチとしても、この照明が役立つと思います。工夫次第で、いまの暮らしがもっと充実するのであれば、やってみる価値はあると思います。照明を切り替えるだけの提案が、今後できればとも思っています。

ご自身で選択するという意味では、いつもと違うことをするというだけでも、世界が変わって見えると思います。ミスをしたくない、後悔したくない、だから、このままがいいという行動をされる方もいると思います。ご自身で選択をして、照明を選び、この部屋に合うかな?どんな感じになるのかな?と、やってみるということ自体が、まず楽しいことであり、それが今後、こうすれば良かったと後悔をするときがあれば、何か工夫できることはないかと考えることができます。それ自体も楽しむことで、人生が豊かになると個人的には思います。

平凡な日常を変えるのに、照明を変えるだけで、ガラリと感覚が変わります。それだけなのですから、案外簡単なことなのではないかと、思っています。

 

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