目標を達成するためのスケジュール

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スティーブ・ジョブズと共に仕事をしたことのある著者が語る、アップルについて書かれた本を読んで、学んだものを記載して行きたいシリーズ「すべてをシンプルにすること」のつづきになります。

 

偉大なことを成し遂げるには、ふたつのことが必要だ。計画と、十分ではない時間だ。

この言葉は、スティーブ・ジョブズが言ったのではなく、指揮者であるレナード・バーンスタイン氏の表現になる。

プロジェクトを達成するために、スケジュールが組まれる。

しかも、効率的で、最高の結果が得られる「完璧」なスケジュールというものを、はじめは作る。例えば、何かを作り上げる時には、3ヶ月という期間が必要であるとすると、時間が充分に設けられなかった時には、質という点で、理想から遠のき、妥協しなければならなくなる。だが、時間がありすぎても、考えすぎてしまうことになりかねない。

だから、バランスをとって、先に述べた2点を気をつけなければならないと述べている。そして、さらにアップルでは、2点の要素が加わるのだそうだ。

「手に届く高い目標を設定すること」と、「活動し続けること」の2点がここに加えられる。

プロジェクトが始まったら、立ち止まらずに、動き続けるということ、不可能な目標ではなく、現実的な目標を設定することで、モチベーションも保たれ、止まらないということは、必ず解決することになる。マンネリすることもないということが言えるのではないだろうか。

常に動くということは、古くなることを許さずに、顧客をワクワクさせることをやめないというだけで、ブランド力も高められている。

そして、動き続けている中で、現在できる範囲の最良の製品を作り続けることで、常に新しく、前に進んでいくことができる。

他のPCメーカーは、どの部分が最先端になったなどの競争を行っている中、アップルはいつも、スペックよりも、ユーザーにとって便利な点を指摘し続け、感情に訴えるように広告をするので、マーケティングも、データではなく、人間らしい内容となっている。

だって、使用するのは、人間なのだから、人間らしさがそこになければ、なんのために作っているのか分からなくなってしまう。この考え方も、シンプルではないかと、個人的には繋がってくる。

 

私たちの価値は何でしょうか?どこかに書いてありますか?誰か知りませんか?

この言葉は、マイクロソフトの幹部である女性の言葉なのだそうです。

自分の会社の価値が何なのか、どこに書いてあるのか、誰か知らないのかと、答えを探している時点で終わっていると、個人的には思ってしまう。

自分の考えを述べればいいのにと、思うが、大きな組織になってしまっているからなのか、大事な部分も見えなくなってしまっているのなら、大きな問題であると、早く気付くべきである。

だが、日本にも、こう言った企業は多く存在しているのではないかと、思ってしまう。

製品を生み出している、いない関係なく、いま自分がやっていることが、一体何なのか、そして、何のためにやっていることなのかを、意識して働いている人は、実は少ないのかもしれないと思ってしまう。

そんな状態で、1日の1/3、人生の1/3を過ごしていると思うと、受け身で働かされているだけという感覚で過ごす羽目になってしまう。

受け身から、能動的になるには、まずは、一体いま何をしているのか、何のためにやっているのか、この会社でできることは何なのかをそれぞれが考えることで、会社はもっと豊かになり、楽しい環境になると、個人的には考えている。

受け身であると、簡単にストレスが溜まってしまい、そして、プラスのストレスではないことが多いと思われる。能動的であれば、どんなストレスでも、それが挑戦になるので、鬱状態にはならないのではないかと、思っている。

シンプルに考えることは、自分自身の人生がシンプルになり、それは、自分らしく生きられることであり、素直に生きられるということは、幸せなことではないだろうかと、結局の結論となると考えられる。
註:『Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学』ケン・シーガル NHK出版 2012-05-23

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