平等が故に、争いが起きてしまう社会

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写真:乃木坂

人の上に人を作らず、人の下に人を作らず、人は皆、平等である。

平等であることが、理想であり、平和への近道であると、誰しもが思ってしまいますが、実は、平和だから争いが怒ってしまう原因になってしまうことになります。

 

ホップスは、「平等ほど危険なものはない」と、警鐘を鳴らしているほどです。

平等ということは、人それぞれの個性を無視して、人が持っている能力も関係ないということになるのです。

 

この平等という概念は、みんなが似たような能力を持つ平和状態となってしまうので、人々は常に相互不信を起こしてしまい、お互いが、敵同士となってしまうというのです。

この敵同士になってしまうということは、平等の中にも、個性を出したいから、周りが敵になってしまうという心理になります。

 

例えば、ある人が、快適な家を保持したとして、その家を羨み、別の誰かが侵入してきて、もとの住人を殺害などして、追い出し、家を手に入れる。そして、また別の侵入者が現れ、住みかの奪い合いとなってしまうのだそうだ。

なんでこんなことが起きてしまうのか、この文章だけでは、意味が分からないと思うのだが、能力に差がある状態の場合、その差がある2人が、山を登ったとしたら、能力がある人が勝つというのが通りとなる。

そして、今度こそ勝ちたい!だとか、残念だったなぁとなるのだが、もし、能力が一緒となってしまうと、個性がなくなってしまうので、自分を表現するには、どうしたらいいのかと考えることになります。

 

平等であるとされると、人間は満足することはなく、認められたいという気持ちが湧いてくるので、周りが全員敵となってしまうのです。よって、人を攻撃するようになるというのです。

平等だったら、どんなに世の中がいいかと、思うことはありますが、個人や、個性の能力が認められない世の中になることで、アイデンティティが失われることに繋がってしまうという、恐ろしい世の中になってしまうというワケです。

 

人は誰だって、他人から評価されたいと思うのが、本能的に存在すると考えられており、だれかに評価されることによって、自身の存在意義が表されるからではないかと思われる。

どうして、こんな風に、他人を攻撃してしまうのかに、繋がることだが、他人から評価される手早い方法は、他人を屈服させることであるので、平等な社会にすることによって、犯罪が発生するということになるというワケです。

 

屈服させるのは、能力が近い者でなければ、そんな気も起きず(圧倒的に強い相手には、攻撃をしないという心理)、平等であるが故に、犯罪が起きやすくなるということに繋がります。

最悪の場合、戦争にまで発展していくということになります。これは、世界規模になるワケです。

 

北朝鮮とアメリカの問題は、北朝鮮は、相手にもされなかったのですが、核兵器を作り、アピールし、先手を打つことによって(やり方はクレイジーでしたが)、相手にされるようになりました。

また、フィンランドという国は、福祉が充実しており、病院、教育などが無料となっており、だいたい皆平等な時間に帰宅をして、家族と過ごす。そして、そんなに贅沢な暮らしをしているようには見受けられない。

個人的には、教育、医療が無料という点は、嬉しいポイントだと思うが、そんなフィンランドにも、犯罪が発生しているのだそうだ。移民も多いので、どんな犯罪が多いのかは不明だが(中には、アメリカと同じように、学校で銃乱射事件が起こったそうだ)こんなに恵まれているのに、どうして犯罪なんかが発生するのかと考えると、平等であるが故に、発生しているのではないかと、思うと、納得できる部分がある。

 

真の平和とは、一体どこにあるのでしょうか。考えさせられます。

 

註:『ハーバード、オックスフォード…世界のトップスクールが実践する考える力の磨き方』福原 正大 大和書房 2013-10-23

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