父という、たいせつな存在

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写真:乃木坂

今までは、母親が重要であると、これでもかと、説明してきましたが、父親も、重要な存在であるということが分かっています。

 

統制不完全(社会のルールに対して従えない、まとまりが不完全である様)な、問題行動を起こすことを防ぐためには、直接的に、良好な父子関係を、形成することが有効であるということが分かっています。

それだけではなく、父親は、上記と同時に、育て難いと感じる子どもの子育てに対して、奮闘している母親を、サポートする父親の間接的な役割も、大切であるということが、示唆されています。

 

イクメンと、世の中では言われているパパも、登場していますが、実は、子どもにとっては、大変素晴らしい教育となっているというワケです。

パパは、世の中に「子育てしているんだよ」と、アピールをしているのかもしれませんが、アピールすべきは、世の中ではなく、子どもです。

周りの目を気にすることなく、真剣に子どもと向き合い、パパが思う、目の前にいる子どもにとって、良いと思われることをするだけでいいのです。

 

育て難いという表現は、その子どもに対して、申し訳ない気持ちになってしまうので、個人的には、コミュニケーションを取り難いという表現に変えたいと思います。

上手くコミュニケーションが取れない場合にも、その子にとって必要だと思うことを、両親で話し合うこと、そして、口だけではなく、行動で示してくれるパパが、本当のイクメンです。

 

至ってシンプルなのですが、子どものことを、真剣に考え、行動に移しているというだけで、子どもは、落ち着いて世の中で生きていく術を身につけることができるのです。

 

 

このイクメンの効果は、思春期にも影響します。

問題行動が、ほとんど出現しなかった子たちは、子どもに対する父親の養育態度が暖かく、そして、過干渉傾向は少ない。そして、父親に対する母親の信頼感が、高いことも分かっています。

イクメンと言えども、過干渉傾向は、母親も同様に、教育的には、逆影響になるという結果は、面白いですね。

 

次の父親に対する母親の信頼感が高い、という内容は、最も難しい課題かもしれません。

ということは、両親の仲が良好でなければならないということなのです。

信頼していることは、言葉にしなくても、子どもは感じ取るものですし、母親が、父親の悪口を言うと、子どもも、父親のことを、母親と同じように見てしまうものです。

そう考えると、父親は、尊敬される存在でなければならない、と言うことになるかもしれません。

 

それが、子どものためにもなり、妻のためにもなり、巡り巡って、社会のためにもなるのですから、責任重大な存在であると、個人的には思っています。

 

 

※こちらの研究は、日本の菅原氏による発表となります。研究内容が、完全ではないとしているが、父親の在り方を少なくても示唆されている内容に感謝の気持ちを伝えたい。

 

註:『少年非行の行動科学―学際的アプローチと実践への応用』小林 寿一 北大路書房 2008-05

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