日本人の美しい品格はどこへ?

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写真:表参道

イギリスの教師は、安月給だが、それでも、教師として働きたいと言う方が残っているので、信じられる教師から、熱心な授業を受けることができると言う、素晴らしい環境です。

その教師が教える、イギリスの大学 は、日本から寄付を受けているとうことは(研究所に対してのようです)、初耳でした。

日本から、イギリスの大学へ留学をすると、莫大なお金がかかってしまうのですが、それも、金ズル、お得意さまということなのかもしれません。

ですが、文献を見ている限りでは、教師は本物です。通っている間は、素晴らしく、身のある毎日を送れるのではないかと思っています(日本に比べてです)。

実際に、公開授業も開かれており、イベント的ではなく、いつもの授業を受けることができるらしいので、留学する際には、授業を体験してからでもいいのではないかと、思ってしまいました。

 

本題の寄付の件ですが、以下の通りです。

1)LSE

「ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス」の略で、ロンドン大学の一部にあり、政治経済専門のカレッジである。

寄付している証拠としては、センターのあるフロアーには「トヨタ、サントリーの寄付による」と、書かれている大きなプレートが掲げられています。ここで行われている研究費は、全部トヨタ、サントリーから出ているのだそうです。

1974 – 75年に、トヨタと、サントリーから、お金を出してもらい、この経済関係国際センターをつくったのだそうです。

 

2)オックスフォード大学

日産から、お金を出してもらい、日産研究所(ニッサン・インスティチュート)をつくったのだそうです。この場所は、現在、オックスフォード大学の日本研究の中心となっているのです。

 

3)ケンブリッジ大学

日本研究部門では、資金難になってしまい、一時は、閉鎖しると言う事態にまで、陥ったそうですが、日本の経団連を通して、また、多額のお金を集めた結果によって、また盛んになってきたのだそうです。

 

4)エセックス大学

こちらにある、現代日本研究所は、日本企業のお金によって、スタートしたのだそうです。著者は、こちらのエセックス大学に、所属されています。

寄付してもらっている行為は、お金を出してもらっているだけではなく、興味を持ってもらうために、日本語を学んでもらうことで、将来のイギリス産業での優秀な指導者を育成していくことが、日本と、イギリスの友好に役立つという信念を持って取り組まれています。

 

驚くべきは、大学だけではなく、テニス四大大会の一つである、ウィンブルドンや、コベント・ガーデンのオペラなども、寄付金を日本企業からもらっているのだそうです。

寄付金をもらった企業の名前を、プログラムに大きく印刷してくれたりとか、いい席を取ることができたりと、この寄付金で、開催ができていると言うのは、初耳でした。

 

お金がなければ、回せなず、感謝しなければならないのだが、実際には、紳士淑女のスポーツであるウィンブルドンで、企業の会社名が大きく書かれたテントを設け、関係者が来ては、テニスを見ながら、飲む食いをしているのだそうです。

メディアでは出しませんが、伝統は守ってほしいと、イギリス人だったら思います。あまり、良くない印象が、ついてしまっていると言うのも分からないのでしょうか。

もちろん、寄付をしているのは、素晴らしいことなのですが、イギリスにいるからには、イギリスのルール、文化、品格を守って、いて欲しいと切に願います。

 

また、コベント・ガーデンのオペラでも、このようなことが起こっているようです。

イギリス人にとっては、オペラをステータスとして、こ綺麗な格好をして、楽しんでいたのだそうで、オペラの後には、ワインを嗜むのだそうです。この伝統的な雰囲気が、日本人によって、汚されてしまい、男女で楽しむものが、黒ずくめの男性で、いい席が固められてしまい、しかも、オペラには興味はなく、居眠りをしてしまう。その後には、一斉に飲みに行き、品格もないと言うような状態なのだそうです。イギリス人も、お金を出してくれる企業なので、お得意様として、前もってシャンペンを頼んでおき、スタッフも大きな声で企業名を呼ぶのだそうです。こうなってしまっては、地元の方たちは、落ち着いて、オペラの余韻に浸ることもできないと言う事態になっているそうなのです。

私が、この目で見たわけではありませんが、これが事実ならば、やっていることは、日本人ではないのではないかと思ってしまいます。日本人として、恥ずべき行為ではないかと、個人的には思ってしまいます。

 

この話には続きがあるのだが、それは、本をご覧ください。

 

註:『大人の国イギリスと子どもの国日本』マ-クス寿子 草思社 1992年07月01日

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