レッジョエミリア市内にある保育園のほとんどは、レッジョ・アプローチで代表的な道具を使っている

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「Scuola Materna Elisa Lari」[※1]の保育園は、市立ではありませんが、園内を見学させてもらった際に、レッジョ・アプローチを実践しているという事が、随所に見られました。

 

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ここが保育園の入り口になります。駅から、さほど離れていない場所に、位置しています。

落書きがされているせいか、ちょっと怖いイメージがあるかもしれませんが、この外壁がある事で、子どもたちの権利が守られているのだと感じます。

 

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ちょっと怖い印象の中には、園庭が広がっていました。普段は入る事が出来ませんが、この日は、「レッジョ・ナラ」と呼ばれるイベントのため、ここでお話しが催されるという事で、誰でも入ることができるという日でした。

 

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色鮮やかな遊具がいくつも並んでいますが、端の方にセッティングされていて、ものすごく目立っているワケではないのが、視覚的にも、子どもたちが走り回れる場所の確保もされていて、センスを感じました。

 

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園庭の中心に近い場所には、ちょっとした山もあります。そこに居合わせた子どもたちが、なぜか登ってしまうという、魅力のある山です。

 

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園庭の一角には、優雅なひと休みが、できるような場所があり、本日は、この横にある木陰で、お話しをしてくれるようです(イベントの様子は、たくさんのお子様、出演者が写っており、掲載を控えさせていただきます)。

 

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砂場も設置されていました。この様子から見ると、水を運んだりして、壁にあるシートに描いているのだと思われます。イタリアは、日差しが強く、乾燥しているので、メンテナンスをし続けるというのは、難しいのかもしれません。

 

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園内に入ると、すぐにプレイルームになっていました。玩具は、囲いにもなっている、椅子にもなる場所が収納スペースも兼ねているようで、ごちゃごちゃせずに、スッキリと片付いています。

イベント用に、赤い風船がたくさん天井にセットされており、来てくれた子どもたちに配っていたのですが、現在は、この赤い風船が印象的に描かれているホラー映画『it』が公開されていることもあり、そちらの様子は控えさせていただきます。

 

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こちらは、保育園の見取り図になっています。

 

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イタリアの建物の特徴としては、どこも、入り口を入ると、人が集まることができる広場があり、ここん保育園では、子どもたちも集まれるように、環境が用意されているようです。

 

その広場を抜けると、それぞれのクラスへ分かれています。クラスに分かれる時の廊下的な場所さえも、子どもたちが活動できる場所が広がっています。

 

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おままごとコーナーです。

場所が仕切られているので、集中して取り組むことができそうです。

他の保育園でも、同じ人形を見かけますが、固めの素材で作られたリアルな人形が使われていました。

 

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ここは、お昼寝をするスペースのようです。

 

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このシステムは、日本でも一緒ですね。枕がしっかりと付いているようなので、そこが日本とは違う点かもしれません。

枕がある方が、ぐっすり眠れる可能性は、期待できるかも、と思ってしまいました。

 

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4歳児のお部屋です。余裕のあるスペースが、日本では羨ましい限りの間取りです。スッキリとしているお部屋なので、子どもたちも自然と片付けをしてくれそうな気がします。

 

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こちらは、5歳児のお部屋です。

壁には、活動の記録が載せれています。

 

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こちらは、どのクラスにも属さない、ランチをいただく場所になっています。

活動する場所は、棚で区切られているという工夫がされているので、広々としていても、食事に集中することができるのかもしれません。

 

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棚の上には、本で作られたオブジェが飾られています。

 

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ランチルームから見える景色は、マリアさまです。

 

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ランチルームと、給食室の間には、ライトテーブルが設置されていました。

 

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近くには、マリアさまがいます。

 

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そして、その下には、サッカーのゲームも置いてあります。

ライトテーブルをしている人と、サッカーのゲームの距離が、かなり近いですが、共存することができるのか、不思議です。

 

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キッチンです。

 

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レストランくらいの広さが、あるように思えます。

 

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清潔にされています。

 

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女の子と、男の子が交互に並んでいると思ったら、そうでもないようです。名前をセロハンで記されていました。

日本と違うのは、マークなんて存在がない、ということかもしれません。

自分でやるという子も、中にはいるとは思いますが、イタリアのマンマは、なんでもしてくれるようなので、恐らくマンマが全てをこなしているのだと予想しています。

イタリアの保育の仕方にも、国によって、大きな違いがあると感じています。

また、その話は、別の機会にさせていただきたいと思います。

 

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3 – 4 – 5歳児のクラスになっています。

多目的に使われているように思えます。

 

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鏡は、鏡でも、とても大きな鏡が設置されています。

 

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人形の有様が、愛されていることを物語っています。

 

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こちらのお部屋には、イエスさまが、いました。

 

 

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職員の休憩室になります。思いっきり失礼してしまいました。

ホワイトを基調にしている清潔感あるお部屋ですが、右上には、OHP(おそらく)があります。

 

 

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トイレです。

ペーパーが上にあるというのは、ペーパーで遊んでしまうから?なのかもしれません。

イタリアではよくあるのですが、便座がないのです。レストランに行っても、便座が外れているところが多く、日本人にとっては、すごく嫌な気持ちになります。

 

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オムツ替えの場所が広く作られているので、替えるの腰にも優しいですね。

 

 

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名前ごとに、オムツセットが置かれています。

 

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ディズニーのキャラクターで、分けられているようです。

 

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トイレは、日本では、ちょっと怖いイメージがあったりしますが、明るいタイルが使われていて、鏡も蝶々のデザインをしているので、嫌になることもなさそうですね。

石鹸ではなく、プッシュタイプのハンドソープが、使われているようです。

 

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大き子のトイレです。

トイレのカラーリングも、落ち着いた印象になっています。

 

 

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日本でも、母の日がありますが、同じ時期にイタリアでも、母の日がありました。

「ママたち、おめでとう」と書かれています。

カーネーションを渡すなど、そういった習慣は特に無いようです。

 

 

レッジョ・アプローチで代表的な道具で、ライトテーブル、OHPが環境的に、用意されているということが、垣間見ることができました(どのくらいの頻度かは分かりませんが)。

 

ほとんどの保育園が、レッジョアプローチを実践するように、心がけて、毎日を過ごされているようなのですが、実際にはどうなのか?

どんな風に保育が行われているのか、それは、また別の機会に書かせていただきたいと思います。

 

 

[※1] 所在地

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