日本はストレス社会、だからこそ長生き大国説

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「ストレスは、良くないことである」というのは、もはや都市伝説になるかもしれません。

 

ストレスと上手く向き合うことによって、ストレスは、体にプラスの作用をもたらしてくれるという話です。今まで感じていたストレスを力に変えることができるということが紹介されている『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』をご紹介します。

 

 

日本で生活していたら、ストレスがない日なんてありませんよね。まさに、日本にとって必要なスキルと言っても過言ではありません。

 

南国の方では、ストレスが少ないということで、日本人は、何かとハワイに行きたがりますが、そんな要素も感じているからではないかと思っています。では、南国では、ストレスが少なくて、みんな長生きなのか?というと、実はそうではないのです。ストレスが多い方が、むしろ長生きをしているのだそうです。

 

 

「ストレスがあることで、むしろ、生きがいを感じることができる」と言うのが、簡単な要約として、紹介させていただきますが、この本の中には、記載されていませんが、個人的に、この本を読んで思ったことは、ストレスの感じ方は人それぞれであって、ある人にとっては、人生を左右するような大きさのストレスであっても、別の人にとっては、なんともないということもありますし、その時は分からなくても、時間の経過とともに、ストレスになっていくということもあるということです。なので、全てのストレスを前向きになんて、考えるのは困難なことだってあります。

 

 

そして、日本では問題になっている、「過労死」「鬱」という問題ですが、これもストレスによるものになります。社会の中にいると、「これが当たり前だ」という常識が刷り込まれてしまうので、ご自身が無理をしていても、ムチを打たれて、耐えなければならないと、働いて働いて、精も根も尽きてしまうと、こうなってしまうのではないかと思っています。

 

こちらの本の中では、そう言った問題を解決するためには、ストレスから逃げるのではなく、立ち向かう、誰かと共有することで、仕事に対してのやる気にもなるということなのですが、どう考えてもできない!という時には、しっかりと上司なり、同僚に相談をすることも大切だと思います。会社の問題になるのですから、1人で抱え込むことは薦められません。

 

 

相談をすることで、共感を得てもらう可能性ができ、負担を軽減することができます。解決できないことに対して、人を巻き込むということは、日本人にとっては恥ずかしいことと思われてしまうかもしれませんが、そうしてしまうことで、1人で抱え込んでしまうことになり、気がついたら鬱になってしまっていたという傾向があります。そして、鬱になってしまうと、自殺という文字が浮かび上がってくるのです。

 

死んでしまおうと思うなら、仕事をやめてほしいと切に思っています。

 

生きていれば、何回でもやり直すことができます。

 

家族もいない、親友もいない、相談できる同僚、先輩もいないという方であれば、電話のサービスがありますので、そちらに頼ってみてほしいのです(いのちのつながり:http://www.lifelink.or.jp/hp/link.html)。もちろん、カウンセリングも、お勧めです。

 

 

日本では、カウンセリングの仕切りが高いのですが、ご自身が気がつかない間に、鬱になってしまっていることがあるのです。「私に限って、そんなことはない」という方にも、可能性があります。そうなる前に、予防線として、可能であれば、会社の方で、保証してくれたら望ましいなと、個人的には思っています。定期的にやってくるカウンセラーではなく、社員全員(もちろん、社長も部長もです)の健康診断と同じように、心の診断も観てほしいという願いです。現代社会では、必要なことではないかと切に思っています。

 

この、ストレスの問題は、会社全体の責任であり、解決するために手を打たなくてはならないことだと思います。

 

コミュニケーションを取ることによって、ストレスに立ち向かうことができ、前向きに生きていけるのです。

 

 

 

この話とは、少し離れますが、本作の中には、個人的に、とても学びになったレポートがありました。

刑務所内の入所者は、ホスピス奉仕活動に参加して、介護を行うということで、本来の自分になれる。

という内容です。

 

 

入所者たちは、介護奉仕を行うことによって、刑務所内での生活がそれまでとは、違うものに思え、思いやりを与えているのは自分たち自身であっても、彼らは仲間の入居者たちが、暖かい思いやりを受けている姿を日々、目にしている。このシステムのお陰で、人間性を尊重してくれているように思える。

犯罪学の中では、再犯者が多いということを聞いたことがありますが、こういった活動をすることで、再犯がなくなっていく可能性もあるのではないかと、ふと思ってしまいました。

 

 

こんなに、素敵な実績があるのに、「うちの刑務所では、こんな活動無理です」と、よく言われてしまうのだそうです。

 

 

著者が言うには、真逆であると思われる立場の方や、興味がないだろうと”決めつけ”てしまっていることが、よくあるのだそうです。

 

 

思いやりや、絆の反応を、他者に施すことによって、入所者が、恩恵を受けることができると言うのは、誰だって味わうことができる権利があります。機会さえ与えるという、環境を設ければ、困難で、過酷な状態で生きている人々だったとしても、人の役に立ちたいと思うと言うことです。

 

 

 

人の役に立ちたいというのは、もしかしたら、人間の本能なのかもしれなとも思いました。環境を変えることで、人間は皆、慈愛のある人格者になれるのではないかと、希望を持つことができました。

 

 

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