レッジョ・エミリアの小学校はどんな感じ?

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レッジョ・エミリアでは、レッジョ・チルドレン、レッジョ・アプローチが有名となっていて、それでは、その先は一体どういう感じなのかと、気になってしまいました。

 

結論から言いますと、小学校からは、普通教育になるのだそうです。

この「普通」というのが、異国の日本人にとっては、理解が難しいところではありますが、要するに、レッジョ・アプローチ的な特別なことをしているワケではないということ。そして、重要なのは、保育園と、小学校がつながっていないというところにあります。

急に変わるのだそうです。個人的には、とても勿体無いと思ってしまいました。

レッジョ・アプローチは、よりよい市民(を育てる)のために行っているのに、イタリアの中で比べれば、とても小さな町にもかかわらず、できない、もしくは、やろうとしていない状況ということなのかもしれません。

 

ホームステイでお世話になった、女性の娘さんは、市が運営している保育園のレッジョ・チルドレンだったのですが、「小学校からは、普通になるの。。。ごめんなさい」と、突然謝られてしまいました。

私が、興味があるということを聞いて、きっと期待していただろうという気持ちに対し、申し訳ない気持ちになってしまったのだと察しました。こちらこそ、ごめんなさい。

 

この問題は、日本でも同じことが言えるのではないかと、個人的には思います。

もちろん、管轄が違うので、それをやろうとするのは、すごく難しいというのも、分かる気がしますが、教育は、誰のためにあるのか、子どもたちの幸せのためにあると思っています。そして、子どもたちが、幸せになるということは、国も幸せになるのではないかと思うのです。

保育園(幼稚園)と、小学校が繋がること(連携)は、子どもが戸惑うことなく、気持ちを育てることにつながるので、教育内容と並行して、もっと、人間の精神、メンタルのケアを、大切にできないかと、切に思っています。

なぜかというと、今は、共働きが多く、ほとんどの家庭が、学校の後は学童に行くというのが普通になっている中で、親との会話も少なくなってしまい、ストレスを発散する場所をうまく見つけられればいいですが、悩みごとがあったり、たわいのない話をしたくても、忙しそうにしている両親を見たら、辞めておこうとなってしまうのではないかと思うのです。そして、駄駄を捏ねたりすると、「もう小学生なんだから」と、切られてしまったりする子も多いのではないかと察します。それが、積もり積もってしまったら、どうしたらいいのか分からなくなってしまう子もいるのではないかと思うのです。

そんな複雑な感情を、ケアできる場所が子どもには必要ではないかと思っています。

兄弟姉妹がいれば、近い存在なので、心強いかもしれませんが、今では、1人っ子も多かったりするので、両親の方や、近い大人が、側にいるだけでも、違うと思います。集団にいると、分からないことが言えないという暗黙の空気が流れてしまったりするので、保育園から、急に環境が変わってしまうという、気持ちのストレスの重みと、ランドセルの重みも積み重なるので、知らない間に、気持ちがついていけなくなるということもあると想像してしまいます。

小学校では、もちろん、文字を書ける、読めるという基本的な教育を学ぶ場所ではありますが、人間の気持ちに対して、しっかりと寄り添っていき、気持ちの意思疎通や、人間という教育をすることで、いじめの問題なんかも、考えることができるのではないかと、切に思っています。

 

 

だいぶ、道が外れてしまいましたが(個人的には、大切な話でしたが)、レッジョ・エミリアにある小学校の中には、ドキュメンテーションを引き続き行っている場所もあるそうで、ここの小学校は、地元のママからも、人気があるそうです。

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もちろん、小学校も、歴史的建造物をそのまま使用し、必要部分を改装しているというイメージになっていると思われます。

 

ドキュメンテーションは、子どもの顔が写っているので、紹介できませんが、内装をご紹介します。

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大きな足跡がデザインされている廊下

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教室の中はこんな感じで、楽しくさせるような飾りがぶら下がっています。個人的には、黒板が小さいなと思ってしまいました。大きく文字を書くのかもしれませんよね。

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先生が、いつでも水を飲むのかな?

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文字と、数字の勉強ですかね。「7」の書き方や、「4」「9」のバランスが日本とは異なりますよね。イタリア人が書く数字は、みんなこんな書き方をします。イタリア語の数字は、10〜20までがちょっと厄介なので、それを繰り返し学んでいるのかもしれないなと察しました。

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2人1組の並びは、日本の小学校と変わりないかもしれませんね。

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部屋を見てみると、こんなレイアウトの教室もありました。

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部屋の前には、上着などをかけておける場所が用意されていて、その金具には人の顔がデザインされているので、日本ではちょっと怖いとなってしまうかもしれません。

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廊下には、忘れられた服が置いてありました。

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ちょっとした福笑い的な作品が飾ってありました。

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階段にも、作品が飾ってあるという、ワクワクさせてくれる仕掛けもありました。

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お手洗いはこんな感じです。明るくて、臭くありませんでした。ここから花子さんは出る気配は感じられません。

 

 

普段は小学校に入れないのですが、特別なイベントがあったので、入ることができたのです。その紹介は、また次回にしたいと思います。

 

つづきは、こちら「小学生も、町のイベントに参加できる自由」になります。

 

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